花が咲くモーショングラフィックスの作成【After Effects】

アイキャッチ

今回はAfter Effectsを使って、花が咲くモーションを作成したいと思います。

イラストが動くアニメーションは、図形と比べて難しい印象があるとは思いますが、After Effects標準搭載の基本的な機能を使用して作成を行うことができます。

1.レイヤーの解説

今回はIllustratorで作成したファイルを使用します。

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全体のイラストです。こちらのレイヤーは下の画像のように3つに分かれています。

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一番下の、葉っぱのイラストです。

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2番めの桜のイラストです。

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3番めの雄しべ、雌しべのイラストです。

 

2番めの桜のイラストは下の画像を5つに複製して、回転をさせ描画を行っています。

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今回は、このシェイプにモーションをつけ、そちらを5つに複製して全体のモーション作成を行っていきます。ですので、実際にAfter Effectsに取り込むファイルはこの花弁のイラストです。

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実際に取り込む全体のイラストです。

2,花びらにモーションを付ける

実際にAfter Effectsでモーションを作成しましょう。

アンカーポイント、スケールのモーション設定

花びらのレイヤーをシェイプに変換し、コンテンツ内のトランスフォームを設定します。まず、アンカーポイントを調整します。

花びらの先端にアンカーポイントが来るように設定をします。

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花の中心から、花びらが出てくるように設定ができました。

次にスケールの調整を行います。同トランスフォーム内のスケールを選択して、0フレームでスケール:0を打ちます。次に、7フレームでスケール:120、最後に10フレームでスケール:100を打ちます。最後に全ての値を選択して「F9」を押して、ベジェに変換します。

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花びらが、いきいきと出現する様子が表現できました。スケール:120と打ったのは、少しだけ大きく表示することにより、「元気さ」や「ポップ」なニュアンスを表現しています。

回転、不透明度のモーション設定

先程設定したトランスフォーム内の回転の設定を行います。

0フレームで回転:0x-30°、7フレームで回転:0x+0.0°とします。こちらも全ての値をベジェに変換します。

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少しですが、イラストが回転をしました。

実際には、花びら1枚1枚がねじれながら広がっていきます。花が咲く時のことをイメージしてみてください。ほんの少しではありますが、この回転は、その様子を表現したものです。

次に不透明度を設定します。今回は花びらをフェードインさせます。

0フレームで不透明度:0、7フレームで不透明度:100とします。こちらも全ての値をベジェに変換します。

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こちらはアニメーション的な要素です。優雅でポップなモーションを制作したいので、フェードインを利用してふわっと登場するようにしました。

全体のアンカーポイントを設定

最後に、イラストだけのアンカーポイントではなく、レイヤー全体のアンカーポイントを設定します。

先程のトランスフォームではなく、コンテンツと同列にあるトランスフォームを選択します。一番外側にあるトランスフォームです。こちらを先程設定したアンカーポイントを同じ位置に設定を行います。

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イラストに注目したアンカーポイントでは、イラスト自体のモーションに関与していますが、今回設定したアンカーポイントはイラスト全体のアンカーポイントの設定を行っています。2つのアンカーポイントをずらして、トランスフォームの各値を変更してみるとわかりやすいかもしれません。

これで花びら1枚の設定は完了です。

3.花びら1枚を5枚に複製して設定を行う

次に、先程設定したシェイプレイヤーを5枚に複製します。シェイプレイヤーを選択した状態で、「Ctrl+D」を押します。簡単にコピー&ペーストを行うことができます。

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次に、各レイヤーの設定を行っていきます。

各レイヤーを回転、モーションをずらす

各レイヤーを回転させて、表示を行います。

シェイプレーヤー2のコンテンツと同列にあるトランスフォームの回転を回転:0x+72°とします。この値は360°を5で割った値です。

同様に、レイヤー3では回転:0x+144°、レイヤー4では回転:0xー72°、レイヤー5では回転:0x-144°とします。

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花びらが全て表示されました。

先程の状態ですと花びらが全て同じタイミングで出現するので、各レイヤーのモーションをずらして調整を行います。

今回はレイヤー5とレイヤー2の全体を1フレームだけずらしました。キーフレームをずらしていますが、レイヤー自体を1フレームずらしてもOKです。

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レイヤーのフレームをずらすだけで、より自然になりました。

これで全体の花びらのモーションは完成です。

4.雄しべと葉っぱのモーション設定

最後に、雄しべと葉っぱのモーションを設定します。まずは雄しべからです。

雄しべもAfter Effects内でシェイプレイヤーに変換をします。そして、コンテンツ内のトランスフォームから位置を花の中心になるようにします。

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スケールを設定します。花びらが全て開ききる2フレーム前でスケール:0とします。その5フレーム後にスケール:130、2フレーム後にスケール:100とします。

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花びらと同様にいきいきとしたモーションになりました。

次に、葉っぱのモーションを設定します。こちらも、After Effectsでシェイプレイヤーに変換します。

コンテンツ内のトランスフォームから位置を調整します。次にスケールを設定します。

今度は、雄しべを基準に、大きくなりきる3フレーム前にスケール:0、7フレーム後にスケール:130、4フレーム後にスケール:100としました。

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これで完成です。お疲れさまでした。

動画で復習しましょう!

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