エッセンシャルグラフィックスでおしゃれなテキストテンプレート作成【Premiere Pro】

アイキャッチ

今回は、エッセンシャルグラフィックスを使用して、おしゃれなテキストテンプレートを作成いたします。

Premiere Proを長く使っていらっしゃる方の中でも、レガシータイトルの方が聞き馴染みがあるのではないでしょうか。

私も、未だにレガシータイトルを使います。ただ、レガシータイトルは今後廃止されることが決定されています。

レガシータイトルの次のテキストエディタとしてエッセンシャルグラフィックスが登場したようです。

機能的には、レガシータイトルの上位互換のようなもので、使いこなせればとても便利ですので、ぜひ覚えてください。

1.エッセンシャルグラフィックスでテキストを描画する

テキストを入力する

まずはじめに、テキストを描画しましょう。

エッセンシャルグラフィックスは基本的に、「グラフィックス」のワークスペースから呼び出しを行います。「エフェクト」からの呼び出し可能です。

基本的な、操作方法はレガシータイトルと同じです。

プログラムモニターに直接、テキストを入力してみましょう。

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今回は、「elephant」と文字を表示します。

フォントスタイルを整える

次に、フォントスタイルを整えます。「おしゃれ」という言葉を聞くと難しそうに感じますが、そうではありません。

視聴者の方に見やすい視認性、どのような目的でテキストを使用するのかという目的、最後にカラーバランスさえ整っていれば問題ありません。

まずは、見やすくするためにおしゃれで見やすいフォントを選択します。

私はよく、見やすくおしゃれに見える「century gothic pro」を使っています。今回も、こちらのフォントを例に使用していきます。

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次に、サイズを変更します。今回のテキストは「タイトル」として使用しますので、大きく見やすいサイズに変更します。テキストのサイズ:180と変更しました。

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次に配置の設定を行います。「タイトル」のようなテキストは見出しの役割を果たしますので、画面の左右中央を意識します。「整列」機能を利用すると簡単に左右中央寄せが設定できます。今回は上下も中央揃えに設定しました。更に、文字も中央揃えに設定しておきます。

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最後にフォントに少しだけ「シャドウ」を追加します。「シャドウ」の濃さは好みの問題でもあります。ほんの少し「シャドウ」を追加するだけでも、文字の視認性が上がるので、私は軽くかけることを良くします。

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これでフォントの設定は完了しました。

2.テキストにモーションを付与する

マスクの設定をする

次に、テキストにモーションを付与する準備をします。今回はマスクを使っておしゃれに見せる方法をご紹介いたします。

「マスク」というのは、テキストやオブジェクトを表示させる領域を決められる機能の事です。マスクを設定することによって自由に表示・非表示の領域を設定することはできます。

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今回は、

テキストが画面中央に現れるようなモーション

にします。テキストのモーションに、長方形のマスクを選択します。テキストの下に配置し、マスクの範囲を反転します。テキストが隠れる十分なサイズをマスクの大きさに設定しましょう。

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パスを水平方向に移動させる場合は、パスを選択した状態で、shiftキーを押しながらドラッグします。

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これでマスクの設定は完了です。

実際にテキストにモーションをつける

実際にテキストにモーションを付与します。

先程のマスクの範囲から、画面中央にテキストが現れるイメージです。

位置にスケールを打ち、Y軸方向を下から上にテキストが移動するようにモーションを設定します。基準点がY軸:600.5だったので、これをコピーします。最初の点では、マスクに隠れるようにテキストを下に、そして、ある程度の時間でY軸:600.5を打ちます。

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モーションの確認をしてみます。

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設定が完了したら、「位置」に打った2つのキーフレームを「ベジェ曲線」に変更します。

キーフレームを選択した後、右クリック、時間補完法、自動ベジェでOKです。

次に、テキストの退場モーションを作成します。先ほどの登場モーションのまったく逆です。画面中央から、マスクに隠れるようにキーフレームを設定します。

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これでモーションの設定は完了です。

ベジェに変更したほうが、おしゃれに見える人が多いと思います。捉え方でもあるのですが、人は等速で変化するものよりも、加速度的に変化するもののほうがリッチに見えるのだそうです。ベジェを設定するということは、加速度的に数値を変化させているので、テキスト自体が加速度運動を行っていることになります。

これで、テキストのモーションの設定は完了です。ベジェ曲線のハンドルを動かして様々な曲線を描いてみましょう。

3.エッセンシャルグラフィックでテンプレート保存

今回作成したテキストモーションをいつでも呼び出して使用できるように、エッセンシャルグラフィックスでテンプレートとして保存を行います。

設定したグラフィックを選択し、ウィンドウ上部にあるグラフィック、グラフィックステンプレートを書き出しを選択します。自分がわかりやすいように名前を付けて完了です。

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試しに別のプロジェクト内でテンプレートを呼び出してみます。

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別のプロジェクトでもテンプレートを使用することができました。テキストは「elephant」ですが、こちらも変更することが可能です。カラーや大きさなども適宜、変更することができる便利なテンプレートとして、使用することが可能です。試しに、テキストを「Rhino」と変更してみました。

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モーションがしっかりと適用されていることがわかります。モーションを多用する可能性がある場合や、よく使うモーションはエッセンシャルグラフィックスのテンプレート機能を使うことをお勧めいたします。

動画で復習しましょう!

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